長崎の私立中で体罰 男子生徒が鼓膜破るけが

長崎の私立中で体罰 男子生徒が鼓膜破るけが
読売新聞 2014年09月20日 09時00分

 長崎市の私立中で授業中に男性教諭(60)が3年の男子生徒を平手打ちし、耳の鼓膜を破るけがを負わせていたことが分かった。

 学校によると、16日午後の授業中、教諭は男子生徒の私語を注意。その直後、男子生徒がティッシュペーパーを落としたのを見て、教諭は「わざと投げた」と判断し、男子生徒の頭を手で押さえつけた後、平手打ちをした。放課後、男子生徒が「耳が痛い」と訴えたため、養護教諭が医療機関を受診させたところ、鼓膜が破れていたという。

 学校側は同日、男子生徒の自宅を訪ね、保護者に謝罪。学内の規則に基づき、男性教諭の処分を検討している。

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